元祖★さくらフォレストのお姉さま、藤崎さん<スタッフ紹介☆第19弾>
今回は、さくらフォレストで10年以上お仕事をしている大大大ベテランのお姉さま、藤崎さんにインタビューしました。
さくらフォレスト立ち上げ後、初めての一般採用での入社メンバーです。
入社は2006年。その頃のさくらフォレストはまだ事業部。
藤崎さんがさくらフォレストに入社したのは2006年のこと。
まだ事業部だったころのことです。
さくらフォレストに入るまではずっと、アパレルのお店で働いていたそうです。
スーツの着方や、ズボンの丈とパンプスのヒールの高さについてなど、藤崎さんの服知識のお世話になりました。
10年以上携わっていた職種から、まったく畑違いの場所に飛び込むのは、さぞや勇気がいることだったのではないかと思います。
13年の間、さくらフォレストの成長と変化を見て感じてきた人の一人です。
パソコン教室の先生に紹介してもらってさくらフォレストへ。
学校を卒業してから10年程アパレルショップで働いていたんですが、年々
「店舗でモノを売ることが難しくなってきた」
と感じていました。
2002年頃から福岡の百貨店の顔である岩田屋が伊勢丹と合併する流れになり、
「百貨店自体の経営が難しい時代になってきたのか」
と感じたり。
お店でお買い物をしてくださったお客様に電話をかけて、新商品のお知らせやキャンペーンのお知らせをする。
お客様にお店に来ていただく方法と、自分のできることを考えた時に
「いつまで売上を作ることができるだろう」
と将来に対して不安がちらつき始めました。
自分ひとりが生活するならまだしも、親のこと、自分がいつまで働けるのかなど……。
そんなことを考えている内、30歳の誕生日を迎えました。
これからのことを考えたけれど、誰かに養ってもらう生活がイメージできなくて
「一生自分の足で立って生活していくとして、このままで(アパレルを続けて)大丈夫だろうか」
と思い始めました。
店頭に立てない状況になってもできるスキルを身につけよう。
そう思い立ち、思い切ってお店を辞めて簿記の学校に通い始めました。
まだガラケーの時代。
パソコンを扱ったことがなかったので「これからはパソコンが使えないと!」と考えて、ハローワークから紹介してもらったパソコン教室にも通いました。
講師の先生がたまたまさくらフォレストのことを知っていて「求人出てるらしいよ」と紹介してもらったのがきっかけです。
これが、2006年の話。
ここから藤崎さんのさくらフォレストでの歴史がはじまります。
さくらフォレストで、いろんなことをやってみた。
2006年、その当時は他社様の通販業務のお手伝いをするのがメインの事業だったので、顧客応対業務と経理・総務的な仕事を兼業していました。
最初のクライアントさまとの契約が終わったあと、顧客応対業務・経理業務で合わせて4~5社の仕事を同時に引き受けていた。
これが2008年頃までのこと。
顧客応対業務で契約していたクライアント様との契約が終了したあとは、経理専門にまた約5社の仕事を引き受けていたそうです。
本格的に経理の仕事をしようと、さくらフォレストの親会社であるココシスにデスクを移したのが2012年頃のこと。
さくらフォレストがまだ株式会社になっていない時代です。
そこから4年間様々なクライアント様のお仕事を手伝い、2016年、新しいことを始めようと、さくらフォレストの自社通販のチームに異動します。
藤崎さんの仕事観
10年以上アパレルショップで対面販売をしたのち、さくらフォレストでお仕事をすると決めたこと。
10年近く経理中心の仕事をしていた藤崎さんが、企画チームで新しいことを学びながら実践していくと決めたこと。
とても勇気のいる決断だったのではないでしょうか。
「今までやったことないし」
そんな気持ちになったりしないのかな……
今まで自分が得た知識や経験を一旦置いて、一から新しいものに飛び込むには
「積み重ねてきたものがあればあるほど」
勇気が必要になってくると思います。
自分が決めたことだけでなく、舞い込んでくるものに臨機応変に対応することも多い藤崎さんに、お仕事をする上で大事にしていることを聞いてみました。
「どんな仕事の担当になっても、目的を見つけてトコトン楽しむ。どんなことも自分にとってムダな経験は無いハズと信じてる」
藤崎さんがさくらフォレストに入社した時から、まわりには年下の先輩や同僚がいました。
「人と人との付き合いに年齢は関係ない」
そう口でいうのは簡単なことだけど、人生経験も社会経験も豊富な人が色々なことを許してくれていたり、成長を待ってくれてはじめてその「関係ない」と言い切る付き合いが成り立つと思います。
はじめて会った12年前から、友達やお姉ちゃんみたいな距離感で接することを許してくれている(はずの)藤崎さん。
小生意気な私は、12年経った今ようやくそのことに気付きました。
さくらフォレストでは年齢の若いメンバーが活躍しているイメージがあるかもしれません。
速く走るには、地面を蹴り上げる足の力だけでなく着地の為の「もう片足の力」が必要なように、若いメンバーの成長を見守ったり取りこぼしたものを拾ってくれるような人の支えがあって、今のさくらフォレストがあるんだと感じます。
かくいう私も、藤崎さんには仕事のイロハからお洋服のことまでたくさん教えてもらって、相談や愚痴や楽しかったことやありとあらゆる話を聞いてもらっていました。
今考えると失礼なこともいっぱい言ったし、忙しいなか時間を割いてもらって私の子どもじみた悩みを聞いてもらったり……。
たくさんのことを許してもらい、見守ってもらっていたんだなぁとしみじみ感じています。
これからの藤崎さん
そんな藤崎さん、今年から自社ブランドの美容商品全体のブランディングやリピートの企画を手掛け始めます。
さてここまで、2,300文字かけて藤崎さんについて語りましたが、私、藤崎さんと一緒に仕事をしたことがないんです。
業務的には別のチームで仕事をしているのを見ていたとか、事務処理の手伝いをさせてもらったり、といった程度の関わりしかなく、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。
今回12年越しに同じ業務内容で、チームとして一緒にお仕事ができることにワクワクを募らせています。